2015年5月5日火曜日

歴博企画展と佐倉城址公園でバイオリン演歌公開練習

歴博企画展と佐倉城址公園でバイオリン演歌公開練習

2015年5月5日、こどもの日に佐倉城址公園内にある国立歴史民俗博物館(歴博)の企画展を見学してその後、城址公園でバイオリン演歌の公開練習をした。

企画展は「大ニセモノ博覧会-贋造と模倣の文化史-」というもので見世物小屋などでもおなじみの「人魚のミイラ」が展示されているというので大道芸を勉強している昭和ロマンを楽しむ会としてはどうしても見たかった。

この企画展は5月6日、明日までということで国立歴史民俗博物館(歴博)は異常に混雑していて料金を払って入場するまで長い行列ができていた。入場券の自動販売機などはなく、連休中でも切符購入窓口にはたった二人の女性担当者しかいなかった、これこそ民間でなく「国立」の博物館だと実感した。

人魚は縁起の良いものとして信仰の対象となっていて、幕末から明治にかけて人魚のミイラが盛んに作られたそうである。見せ物小屋で見物人を集めたほか、欧米に江戸時代の終わり頃から明治時代にかけて、日本からたくさんの人魚のミイラが輸出された。

人魚のミイラの作り方は、サルの上半身とサケの体をアルカリ溶液につけその後、にかわで接合して乾燥させるという工程。展示されている人魚のミイラは昔の作り方を参考にして今回、死んだサルの体を使って実際に作成したとか。

スポットライトを当てて展示しているのでサルの上半身とサケの下半身との縫い合わせた部分がはっきり分かるが暗い見世物小屋では分からないであろう。

ニセモノといってもいろいろある。武田信玄や徳川家康の偽文書も展示されていた。地域の利権を守り続けるために当時の為政者に対抗する道具として使われており、ニセモノだが十分役にたった。立派な家系図などもほとんどが権威付けのために作られた偽文書であろう。よく考えると博物館ほど複製品と称するニセモノが多い場所はない。

また、第4展示室、江戸時代のコーナーにはのぞきからくり装置「地獄極楽」のミニチュア版があり、久しぶりに黒田親子の名調子を聴いた。

天気がよい公園のベンチでたっぷりと昭和歌謡と童謡などを演奏した。直接太陽が当たると暑いが日陰は風があって寒いという微妙な状況であった。芝生の広場にはたくさんの親子連れやカップルがシートを広げて自然を楽しんでいる。遠くには大きなこいのぼりが泳いでいてのどかな子供の日であった。

演奏していて子供が集まってくればお菓子を渡そうと以前にクイズの景品用に準備したチョコレートを持ってきていた。最初の子供は遠くでとなりのトトロが聞こえたからと男児を連れて父母がやってきたので「さんぽ」と「アンパンマンのマーチ」を演奏した。

その後、昭和歌謡を練習しているとなんとベビーカーが3台同時に集まってきた。3家族で幼児各1名、父母各2名で合計9名か!
若い両親なので昔の童謡を演奏してメロディを知っているかどうかをテストしてみた。

いまAUのCM「新しい英雄」で放映れている童話の童謡を試してみた。「三太郎」の桃太郎(桃太郎さん、桃太郎さん・・)は皆さんご存知であった。浦島太郎(むかしむかし浦島は・・)は「聴いたことがある、なんだっけ」でなんとか正解。金太郎(まさかり担いで金太郎・・)はほとんどわからず厳しい状態であった。

若いお父さん、お母さんにとって日本の童話はある程度知っていてもそれに由来する童謡はなかなか難しいクイズになってしまったようであった。でもこどもの日に合計4名の子供たちにアンパンマンのチョコレートを手渡せたのでよかった。

国立歴史民俗博物館(歴博)所在地:〒285-8502 千葉県佐倉市城内町 117

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