2013年12月3日火曜日

四谷区民センターで昭和歌謡 バイオリン演歌

2013年11月23日、「NPO法人いきいき里の会」のイベントが新宿区四谷区民センターで開催され、昭和ロマンを楽しむ会の書生と女学生もプロ歌手の前座として昭和歌謡を演奏した。
ずっと前に「北原ミレイ」が出演するカラオケ大会の前座にも出たことがあったが、北原ミレイ出演の5時間以上も前の前座であり音響設備調整用の演奏だったかもしれない。今回は直前の前座、本当の前座であった。
 
南京玉すだれの後、船頭小唄などの大正演歌に昭和歌謡、戦時歌謡を含め30分演奏した。入場者は年配者が多く皆さん楽しそうに歌ってくれたのでありがたかった。
 
「みんなで歌おう!」というコーナーを設けて事前に歌詞カードを配布して里の秋と高原列車は行くを歌ったが大好評であった。歌声喫茶風にするアイデアもなかなかいいようである。
 
プロ歌手の財満光子さんは当たり前だが迫力のある歌唱力であった。83歳の年齢とは絶対に思えない。プロ歌手を続ける根性もすごいと感じた。歌はラテンから演歌まで歌い、プロ歌手はなんでも歌いこなす、歌いこなせるようにしているのがプロだと思った。ラテン曲の後
に美空ひばりの「愛燦燦」を歌ったがよかった。
 
打ち上げは曙橋駅近くのスナックで出演者とスタッフ等で楽しくやったが歌好きの集まりなので結局カラオケ大会になってしまった。
高齢者を対象としたイベントをやっているのでスタッフも高齢者が多くて懐メロ大会であったがムード歌謡を歌う方が多かった。はっきり言って昭和ロマンよりもみなさんカラオケがずっと上手でびっくりしてしまった。
 
財満光子さんは美空ひばりの「悲しき酒」を歌い、男性ファンからの要望で「東京ナイトクラブ」をデュエットした。プロ歌手というのは演奏が終わってもファンのお客さんとカラオケしたり飲食したり大変な職業である。
 
「東京ナイトクラブ」なんかは目を閉じて聴いていると83歳とは思えず年増のお姉さんが歌っているように聞こえた。意外だが財満さんは女学校でオペラを習ったのが歌手としての始まりだったそうである。
 
昭和ロマンも財満光子さんからいろいろな歌のアドバイスを受けた。なかなか実際にはできないがどんな世界でも通用する基本的なことに基づいていた。
1.教育と訓練
やってみる(訓練)だけではダメ、「自分で調べる、教わる」(教育)があってから訓練。いろいろな方法、全体を知る必要性
2.上達する人は「すなおに教えを聞く人」
3.筋肉に覚えこませる(歌詞は口の周りの筋肉に覚えこませる。)
4.息が重要、吸う息、吐く息、(もちろん体を使う)
5.なにごとも継続が大切
6.いいと思えばお金は惜しまない。勉強するためには家が建つくらいのお金は使う!
7.歌がうまい下手ではなく、ぞくぞくする、鳥肌が立つくらいの声が出るのが理想。もちろん素質もあるが努力もある。
 
「NPO法人いきいき里の会」イベント開催のご案内
日時:2013年11月23日(土) 13:30開場 14:00-16:00
場所:四谷区民センター12階(四谷地域センター多目的ホール)地下鉄丸の内線「新宿御苑前」駅徒歩5分
入場料:300 円
第1部 南京玉すだれ(小櫻姉妹)
第2部 昭和ロマンを楽しむ会 
 書生と女学生によるなつかしい昭和歌謡(バイオリン演歌・書生節)
第3部 財満光子のトークと歌謡ショー」
1930 年4 月生まれ、83歳。ラテンの本場・メキシコで一世を風靡。「東洋の神秘」と言われ、今でも現役で活躍。「ふるさとテレビ」顧問
 
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