2014年3月10日月曜日

地域の誕生会で日本のなつかしい大道芸

2014年3月吉日、大田区荏原第4地域センターにおける老人会の誕生会で日本の大道芸をやってほしいということになり大道芸研究会(大田区)からさまざまな芸人が出演した。

実は2月に予定していたがちょうど都知事の選挙日と重なり延期になった。町内会としても選挙の立会いとかいろいろ仕事があるようである。
 
昼食に京樽のおすしを楽しんだ後、酒が入ってまずは老人会のメンバーの詩吟などが行われ、その後にわれわれの余興が始まった。全部で5演目、90分の演芸であったが老人会の方たちも一緒に参加したりして最後まで盛り上がった。
演目は沖縄三線、不動金縛り、南京玉すだれ、大道易(六魔)、ナツメロ(昭和歌謡)であった。
 
沖縄三線は沖縄出身の「ハイカラさん」で衣装がいい。出て行くだけで拍手が起こり人気があった。
 
 
 
 
次は「不動金縛り」(石立の術)、石をくくりつけた普通の竹ざおを参加者に立てさせようとするが立たない。しかし術者が呪文を唱えて立てると不思議なことに直立してしまう不思議な術。
帝大で習った物理学で説明すると重心、重心の床面投影位置、竹ざおの傾斜等が関係する。
 

重心が高いところにある物体が安定して立つためには、接地面が広いほどよく,重心が接地面の真ん中付近にある方がよいことは直感的に分かる。人間は立位で体の重心(床面投影位置)が足底領域の外へ出ると転倒する。


石をくくりつけた竹ざおは垂直(90度)では重心が竹ざおの接地面の外に常にあるので絶対立たない。直立している竹ざおは石がない反対方向へ傾いており必ず重心が竹の床面投影面内にあるはずである。
南京玉すだれは演技するだけでなく皆さんと一緒に作れば盛り上がる。
オリンピックの五輪?
 
 
 
 
 
大道易者「六魔」、
マルサ(国税局査察部)の査察は逃れても、逃れることのでき得ないのが十干十二支の干支であります。子、丑、寅、卯、辰、未、午、未、申、酉、戌、亥とあります中で、お金に縁があり大金持ちになれるのが・・・・・・・



最後は昭和ロマンを楽しむ会によるバイオリン演歌・書生節、昭和歌謡であった。

最初に「われわれは新曲はやりません、昭和23年の憧れのハワイ航路が一番新しい曲です」といったらかなり受けた。
  
戦後の曲は憧れのハワイ航路と街のサンドイッチマンだけで、お酒が入っていたのか戦時歌謡が大うけでラバウル小唄と若鷲の歌をやったが皆さん一緒に歌っておられた。最後は町内会のイベントなので隣組を歌った。
 
皆さんお元気で楽しそうに歌ったり踊ったりしていて見ているだけでこちらもうれしくなってしまった。
 
歌った曲:東京ラプソディ、旅の夜風、憧れのハワイ航路、ラバウル小唄、酋長の娘、街のサンドイッチマン、二人は若い、若鷲の歌、隣組 
 
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