2015年2月22日(日)に船橋イオンモールで新世代歌謡グループ「はやぶさ」のデビュー3周年記念イベントがあるというので追っかけではないが行ってみた。「はやぶさ」は20代の男性三名(ヤマト、ヒカル、ショウヤ)のグループでなつかしい昭和歌謡のような歌を歌って女性に人気がある。
ちょうど3年前の今日、2012年2月22日に「ヨコハマ横恋慕」でCDデビューしたグループである。
当時は工場へ行くためには京成海神駅か国鉄(JR)船橋駅から徒歩で行くしかなかったはずである。というわけでJR船橋駅からイオンモール船橋まで歩いてみたが20分もかからなかった。もちろん今は東武野田線を利用すれば新船橋駅徒歩0分である。
3周年記念イベントであるのか通常の営業イベントとは違い、テレビやカメラマン、雑誌記者の取材席も設けられていた。
13:00と15:00の2回公演であったが会場は12:00頃でもファンが荷物を置いて席は予約されており座ることはできなかった。80%が女性ファンであった。公演が始まると女性たちはヤマト!ショウヤ!、ヒカル!と歌の間に声援が飛ぶし座ったままだが振り付けを真似るしはじけていた。われわれ男性は拍手をする程度であり冷静におとなしくするしかなかった。
まず、新曲「ロマンティック東京」を歌った。この曲は昭和のムード歌謡を代表する鶴岡雅義作曲で「鶴岡雅義と東京ロマンチカ」を思い出させる。「小樽のひとよ」は昭和42年の大ヒット曲であった。
はやぶさが持ち歌を3曲歌った後、3周年記念としてみんなで「Happy birthday to you」を歌っていると突然2階からエスカレータで男性2名が歌いながら降りてきた。山川豊と氷川きよしであった。われわれ観客もはやぶさも本当にびっくりした。
ゲストにこんな大物歌手がと一瞬思ったがよく考えると長良グループ所属の先輩で同じプロダクションであった。同じプロダクションだから経費は原価で、自作自演であった。ただ、同じプロダクションでスケジュールを隠しておくのはかなり神経を使ったのではと思った。山川豊が「はやぶさや来場者に見つからないようにトイレにも行けなかった」と面白く話していた。
もちろん、山川豊も氷川きよしもはやぶさに歌のプレゼントということでしっかり自分の新曲をアカペラでワンコーラス歌った。鼻歌による紹介ではなく、しっかり声を出して本気で歌っていた。また、お芝居の公演(明治座)など自分の舞台を写真入で宣伝したりちょっと自己宣伝が過ぎると思ったが芸人たるものチャンスがあればしっかりアピールするのも才能であろう。
もちろんわれわれ観客は大喜びではやぶさの3周年記念なのに先輩にちょっと人気を取られた気がしたがプロダクション全体としては大成功であったのではないか。プロダクションという組織はやはり一般の会社と同じで若手からベテランまでがそれぞれ活躍できるように、営業できるように考えているようだ。
誕生日プレゼントは「はやぶさ」ということで8.23kg(ハヤブサ)入った米袋であった。
サプライズゲストがなければ島倉千代子の「東京だョおっ母さん」のカバーが聞けたかもしれないと思うとちょっと残念であった。
13:00からの公演を楽しんだが15:00からの公演でのサプライズはどうするのであろうか。はやぶさファンは2回目も見るであろうから同じゲストで驚いて見せるわけにはいかない。まさか同じプロダクションの女性歌手、水森かおりが出演するのであろうか。大変興味があったが用事があったのでまた歩いてJR船橋駅へ戻った。
はやぶさ
~スペシャルイベント~ミニライブ&サイン・4ショット撮影会~
日程:2月22日(日) 時間:(1)13:00~ (2)15:00~
場所:1F イオンバイク前 観覧無料
ヒカル・ショウヤ・ヤマトからなる3人組新世代歌謡グループ。2011年9月に結成。
アーティスト名は、「未来に向かって羽ばたいていく」をイメージし命名。
2012年2月「ヨコハマ横恋慕」でデビュー。
昭和の名曲を数多く輩出したムードコーラスグループの「たたずまい」を踏襲しながら、3人の持つ「若さ」や「フレッシュさ」はもちろんのこと、21世紀という「新しい時代」の世界観を持ち合わせ、観る人・聴く人に「新しい歌謡曲の予感」を感じさせてくれる。
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