2010年4月吉日、「昭和ロマンを楽しむ会」として病院の病棟「花見会」のイベントに参加した。
その病院は昭和ロマンそのもののような庭には太い桜の木が何本もあり、子供のころの療養所のような学校のような懐かしさ一杯の施設であった。病院の喫茶室で昼食をとったが、外来者も病院関係者も一緒に食事ができるのがよい。聴診器を見ながら食事をしているとなんだが親近感がわいてきた。
ソロとDUOを組み合わせて「丘を越えて」から「男はつらいよ」まで昭和の映画主題歌を中心に歌った。
ご当地ということで習志野の「落下傘部隊の歌」を最後に歌った。高木東六作曲のこの歌も映画の主題歌であった。
皆さんが拍手してくれたり、一緒に歌ってくれて楽しく演奏できてよかった。
広々とした敷地に通路を挟んで左右に葉脈のように突き出た平屋もしくは2階立ての病棟群、現在の高層ビルの病院とはまったく違った設計である。そして病棟間は十分な距離があり、病棟は10ぐらいありそうである。
事務所や病棟間の連絡は長い廊下を通らなければならず不便なように見えるが、非常時にはこういう病院も必要だと感じた。
空爆を受けたり、テロ攻撃を受けてると大学病院のようなビルなら一発で完全に機能停止になるだろう。しかし、このような設計の病院のすべての病棟を破壊するのは不可能であろう。また、新型ウイルスの流行や細菌・ウイルスによるテロを受けたときには病棟間が離れており、隔離して治療するのにも都合がいい。
集合型より分散型の場合が適切であることもあると実感した。省エネや効率ばかりを追求しているが、いろいろ違った設計の病院や、製造設備を残しておくことは将来の日本にとって大切なことかもしれない。
昭和ロマンを楽しむ会 バイオリン演歌 書生節 ウクレレ 昭和歌謡 昭和演歌師 平成演歌師
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