2013年8月20日火曜日

忘年会のカラオケ大会前座で書生節・バイオリン演歌

2012年12月吉日、東京の下町で開催された地区の忘年会兼カラオケ大会の前座として帝大生ゆめじが呼ばれて書生節・バイオリン演歌を演奏した。

ホテルの宴会場の前には忘年会だのになぜかこの時期にお決まりのクリスマスツリーが飾られていた。会場には多数のテーブル席が置かれて中央には舞台が作られていてもう参加者が多数集まっていた。もう飲食を始めたからと予定より30分も早く出番が来てしまった。皆さん方も早く前座に歌わして自分たちのカラオケを楽しみたいらしい。

カラオケ大会の前座に呼ばれるのはこれで2回目である。もちろんカラオケ大会のゲストとして呼ばれたことはないがどうして前座として呼ばれるのかその条件を考察してみた。

1.バイオリンの弾き語り、書生節・バイオリン演歌は参加者の持ち歌と絶対に重複しない。つまりサイバーダム(Cyber Dam 第一興商)のカラオケにはほとんどない歌を歌っている。
(金色夜叉の唄、かごの鳥、酋長の娘、のんき節、まっくろけ節などはカラオケにない。東京節(パイノパイノパイ)は人気アニメ「大正野球娘」で歌われたのでDamで選曲できる)

2.楽器を持たない歌手ではなくバイオリンの)弾き語りであり、カラオケ歌手と同じ条件ではない。

3.歌のうまさはごく普通か、悪くても「普通にうまい」程度であること。もちろん音程やリズムを外したり、練習不足は前座として失格である。

4.ビブラートを加えたり小節を回したりして色を付けない(付けることができない)。つまり色がない。

5.学帽をかぶり絣の着物に袴の書生姿であり、見た目で参加者と区別できる。

書生節という演芸が受けるかどうか不安であったが、みなさん楽しんでいただいたようでたくさんご祝儀をいただいて控え室に引き上げた。もちろん酒の席なのでまっくろけ節の「お嬢さん(ちらりと見えるは-----)」も歌った。

会場の外で、昭和一桁生まれだという男性に声をかけられ「懐かしかった!、名古屋生まれだけど東京節(名古屋節)の2番以降の名古屋の歌詞はーーー」といろいろお話をして参考になった。
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