「昭和ロマンを楽しむ会」は亀有のハーモニカおじさん(ターキー畠山)と一緒に「亀有食品市場」というなんと昭和レトロにぴったりの場所で演奏した。廃屋のような建物の前で演奏しているがこれが市場の裏口である。
今回はハーモニカのためにC調やAm調の曲と、シャープもフラットも付かない他の調の曲を選んで演奏した(15-16曲)。地元の方で用事のある方々しか通らないようで周りの雰囲気に合ったようなのんびりしたライブ演奏であった。
演奏を聞いた近所のおばさんが譜面を持ってきて「これ、はやっている歌だけど演奏して」と無理に頼んできたりした。
「亀有食品市場」は、八百屋や魚屋など食料品を売る小型店舗がひしめき合う共同市場だ。いろいろな食材がとても安く、亀有だけでなく、綾瀬や柏からもお客さんが来るそうである。
市場の中は、大きな建物の中か、いや、狭い路地の中かよく分からないような構造であった。市場内は買い物客で混雑しているが、裏口はものすごくさびれた風情である。風も通って涼しいが、時々近道のためか自転車まで通り抜けてくる。
狭い市場の通路の真ん中に置かれている水飲み場(陶器製)は狭い市場で通行の邪魔と思われるし、壊れて使えないようであるがたしかにレトロな感じで味わいがある。
水のみ場の流しをのぞくと、「こちら葛飾区亀有公園前派出所(こち亀)」の作者である秋本治(葛飾区亀有出身)が「ご幼少の頃この水のみ場で遊んでいた」とダンボール紙に書いて置いてあった。
市場の裏口に出ると、ここが本当に市場だと気づく事もないような店構えである。「亀有食品市場」は中身で勝負するのであろう。
昔はこんな市場やお店がたくさんあったなあと懐かしくなった。
帝大生ゆめじ&青空ぴーまん&ターキー畠山(ハーモニカ)
昭和ロマンを楽しむ会 バイオリン演歌 書生節 昭和歌謡 ウクレレ 昭和演歌師 平成演歌師
0 件のコメント:
コメントを投稿