毎年参加している「大正ロマン柴又宵まつり」に今年も演歌師3名で参加してきた。
片手にさげたるバイオリンから「上野山の音楽学校」の女学生と思いきや、普段はゴールド眼鏡をかけているハイカラで「目白台」から来たと言い張る女学生(海老茶式部)と「本郷」からやって来た芋書生2名である。
12時から柴又駅前で演奏しようとしたが暑くて演奏どころではない。日陰を求めて京成柴又駅改札出口の駅舎境界あたりで演奏を開始した。観光客の送迎用の京成柴又駅専属の楽団のように見られたかもしれない。太陽が傾いて影が伸びていくにしたがって駅前広場の方へ進出していった。駅から出てきた観光客も寅さんの銅像の前で写真を取ると逃げるように参道方向へ歩いていき、広場の中央は本当に暑そうだった。
休憩時にかき氷を食べようと「かなん亭」へ行ったが満席で入れず、「かんたあれ」でデカ盛りのかき氷(メロン)を食べて冷房の効いた店内でしばらく休んだ。その間にチンドンの「ネオパオ」3人組が暑そうなマントを着て参道を演奏しながら通っていった。われわれには到底できない!
午後4:30を過ぎると帝釈天境内での音曲が可能になるのでそれ以降は境内へ移動し演奏した。もちろん演奏はなるべく大正、昭和初期の歌に限定して演奏するように心がけた。
そして、なんと映画「男はつらいよ」でもおなじみの帝釈天山門前で書生が書生節を演奏するという暴挙に出た(快挙?)。実は、山門の裏側で目立たないように演奏したことはあるのであったが------(Happy Oneさんの書生節動画参照)
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