2013年8月19日月曜日

第7 回大道研まつりでバイオリン演歌・書生節 2011

2011年11月20日(日)に第7回大道研まつりが江戸東京博物館1F ホールで開催され「昭和ロマンを楽しむ会」も昭和歌謡を演奏した。
 
当日は南京玉すだれ、がまの油売り、バナナの叩き売りなどの定番はもちろん、手品・腹話術、書生節(バイオリン演歌)、のぞきからくり実演、それに珍しい蛇食い娘まで登場した。すたれつつある日本の大道芸に観客は集まるのだろうかと不安であったが、300名以上のお客さんが大道芸を見るために来場してくださったのですごく感激した。
 
すべての演目は準備を入れて10分以内であるため、昭和ロマンを楽しむ会は5曲しか演奏できなかった。前奏を入れると最初の3曲は1番のみ、後の2曲は2番まででちょうど8分であった。
 
バイオリンを使った書生節(バイオリン演歌)が3組出演しその2番目が昭和ロマンを楽しむ会であった。それぞれに特徴があり面白かったのではないか。

実はあの演歌師の「桜井敏雄」は「大道芸研究会」に属していた。そのため大道芸研究会には桜井敏雄の指導を受けたバイオリン演歌師たちがいた。現在でもその伝統をついでたくさんのバイオリン演歌師たちが活躍している。

1.団体(書生1名と女学生3名)    かごの鳥、船頭小唄 

2.昭和ロマンを楽しむ会(帝大生ゆめじ&青空ぴーまん)

昭和歌謡:
お富さん、サーカスの唄、男はつらいよ、街のサンドイッチマン、青い山脈

3.書生(苦学生)  明治・大正の歌(昭和の歌は東京行進曲1曲)

          銀次のブログ「今に伝える大道芸・口上芸―『大道研まつり』」から転載  







昭和の時代に製作されたのぞきからくり(八百屋お七)も平成の時代にロビーで再演され、珍しいのか順番を待つお客で縁日のような賑わいであった。またロビーでは大江戸飴細工の実演もあった。

西洋の大道芸(ジャグリング、パントマイム等)だけでなく、日本の大道芸も健在であることを示すことができたのはよかった。また機会があれば参加したい。
 
銀次のブログ  2011年11月22日 (火) 
今に伝える大道芸・口上芸―『大道研まつり』
http://kasiwagura20.cocolog-nifty.com/blog/2011/11/post-361c.html
 
第7回大道研まつり (大道芸研究会主催)
開催日:平成23年11月20日(日)
開演: 12:30 - 15:30
木戸銭:無料
会 場:江戸東京博物館1F ホール   東京都墨田区横網1-4-1
演目:
オープニング 南京玉すだれ(麻布十兵衛・神川仁・寿きみ子・小山和男・あだち梅六・ハイカラさん・天光・横澤晃玉)
ガマの油売り 筑波 大清、剣舞 竹内 英楽、手品 平常心、地獄・極楽 天光
バイオリン団体(寿きみ子・ハイカラさん・瀬戸丸・やまだとこ)
江戸独楽 麻布十兵衛、昭和ロマンを楽しむ会(帝大生ゆめじ&青空ぴーまん)
覗きからくり説明 万年ふでまる
中入り(15 分)
ロビー・パフォーマンス覗きからくり(上野晴一・斉藤文彦・ハイカラさん・寿きみ子)、大江戸飴細工 西澤陽一郎
物売り (横澤晃玉・やまだとこ・あだち梅六)、不動金縛りの術 角 福請、蛇食い娘 (万年ふでまる・おたんこナース)、六魔 楽し家舘助、バイオリン演歌 神川 仁、バナナの叩き売り 間 六口

 昭和ロマンを楽しむ会 バイオリン演歌 書生節 昭和歌謡 ウクレレ 昭和演歌師 平成演歌師

0 件のコメント:

コメントを投稿