2013年8月14日水曜日

お江戸深川さくらまつり バイオリン演歌(書生節) 2008


江東区深川観光協会主催で3月下旬~4月に実施されているお江戸深川さくらまつりに4名で参加した。メンバーはバイオリン3丁で書生2名(楽四季一生、帝大生)モダンボーイ1名(青空ぴーまん)、そしてチンドン1名(天狗社中)であった。2回公演

桜はほぼ満開で来週までもつかどうか心配になるほど両岸の桜並木がきれいであった。
石島橋の橋の上から見渡すと絶景であった。地下鉄の門前仲町のすぐ近くにこんな桜の名所があるとは知らなかった。神田川と同様にコンクリートで固められている川だが桜が咲くと全く違った雰囲気になるものだ。

橋の上には屋台が出ていてお休み所となりテーブルとイスがあるので観客を集める必要もなく、大道芸をやるには絶好の場所であった。

今回はチンドン太鼓があるのですごく明るい感じがしてよかった。美しき天然や東京節(パイノパイノパイ)で大道芸を開始してさくらまつりでは必須の「さくらさくら」や「荒城の月」を演奏し、あとは大正から昭和初期の童謡、歌謡曲をやった。外国ものではぴーまん氏によるライムライトの演奏がよかった。

昔の曲を演奏しているとお年寄りが寄ってきて昔の唄や歴史を教えてくれるので楽しいし有難い。堕落女学生の唄「松の声」も歌ってくれた。彼は小学校から昭和7(1932)年12月16日の日本橋白木屋百貨店(元の東急日本橋店)の火災もみた生き証人でもあった。
(この火災による死者が1人、墜落による死者が13人、「日本婦人はズロース(下ばき)を着用すべきとの説」及び洋装化が普及し始めた(東京消防庁)。)

最大の収穫はまっくろけ節の「お嬢さんシリーズ」で新しい替歌も教えてくれたことだ。奥さんの母親(姑)が酒の席でまだ小娘といつまでも思っていたら「嫁入り道具もまっくろけのけ」と歌ってくれたそうだ。昔の方は本当におおらかな人柄だなあと実感した。

和船に乗った新内流しが橋の下を演奏しながら通りいい雰囲気も楽しんだ。
機会があれば、和船に乗って水面から桜をながめてみたい。
お江戸深川さくらまつり:http://www.mon-naka.com/sakura/index.php

青空ぴーまん独奏(パイノパイノパイ):http://www.geocities.jp/peaceman_f/aozora/music/tokyo.mp3
演奏した曲
美しき天然、東京節、船頭小唄、籠の鳥、カチューシャ、ゴンドラの唄、男はつらいよ(口上付き)、酋長の娘、だんちょね節、丘を越えて、東京ラプソディ、まっくろけ節、荒城の月、さくらさくら、ライムライト、花嫁人形、昔懐かしい深川の一日(売り声他)

バイオリン演歌 書生節 大正演歌 昭和演歌師 平成演歌師 帝大生ゆめじ 昭和歌謡

0 件のコメント:

コメントを投稿