2013年8月13日火曜日

小金井公園花見&大道芸でバイオリン演歌 2005


4月9日(土)、小金井公園江戸東京たてもの園入口前の広場で花見を行った。天気もよく桜も満開である。広場では神楽のグループが獅子舞をやっていた。

われわれのグループは南京玉すだれ、腹話術、バイオリン演歌である。たてもの園入り口前に陣取って交互に演じた。
入口の近くは待ち合わせ場所になっていて大人数が留まっていて皆よく見たり聞いたりしてくれるので都合がよい。
30-40名の中学生グループ(男女)は礼儀正しく一曲ごとに拍手してくれる。喜んでいたら、時間が来たらしく突然全員が移動していなくなってしまった。あとの観客は数人だけ。さみしいーー でもこれが実力だろう。

でも書生姿で高下駄をはいていると写真はよく撮られる。特に外国人には格好が珍しいらしい。ある若者が旧制高等学校について興味があるらしくいろいろ聞いてきた。大学へ進学するための男子の高等教育機関であるので女学生はいないこと、故に、女性は帝国大学へは進学できないことを説明した。もちろん、編入学は可能であり手違いで帝大へ編入学してしまった女性もいるらしい。また戦後は少数だが女子高等学校生も登場したらしい。

広い公園の中を歩いていると、本物の旧制高等学校の元学生(約50名)たちの花見に遭遇した。第二高等学校と書いたのぼりを木にくくりつけてその下で円陣を組んで大声で歌っている。全員が白線入りの学帽をかぶり、袖なしの揃いの羽織を着ている。
写真を取らしてもらったが、こちらからはさすがに”帝大生のゆめじ”ですとはいえなかった(写真)。
でも、昔の書生姿やバイオリン演歌を次の世代へ伝えていかなくてはと本気で思った。

第二高等学校は現在の東北大学教養部である。昭和24年3月の卒業生が最後の第二高等学校の卒業生であろう。その時、二高は既に東北大学の一部となっており、もう東北帝国大学の学生、帝大生にはなれずに普通の大学生となったはずである。あと10年経てば帝大生はおろか旧制高等学校の学生もほとんどいなくなるだろう。

バイオリン演歌 書生節 大正演歌 昭和演歌師 平成演歌師 帝大生ゆめじ

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