遅くなったが去年11月に吉祥寺「MANDA-LA2」(曼荼羅2)で行われた島唄と大和叙情歌との競演コンサートを報告する。屋繁男が歌う大和歌の伴奏は、前半をプロのピアニストが、後半を帝大生ゆめじがバイオリンで行った。
バイオリンは歌と伴奏がユニゾンの幼稚ないわゆるバイオリン演歌である。でも終了後、バイオリンの伴奏は雰囲気が出ていいねといろいろな方からおほめいただいた。ピアニストはライブハウスらしくラフなシャツとパンツ姿であったが、当方は絣の着物に袴、帝大帽、高下駄の書生の正装であったのがよかったらしい。
失敗もあった。リハーサルをやり、マイクの位置、ライトも確認したのに、いざ本番でバイオリンを弾こうとすると、低い天井の突き出た梁に弓が当たってしまうしマイクの高さも違う。なぜだと思ったら、本番では高下駄を履き、10センチ以上高くなっていた。あわてて演奏場所を変えて無事スタートした。ライトのために本番の衣装でリハーサルを行ったが、肝心の高下駄を履くのを忘れていたのであった。
奄美と沖縄の三線と歌はすべて着物姿であった。奄美の三線のメロディは日本のお座敷で弾く三味線のメロディーに似ているところがあり、日本人”やまとんちゅう”として親近感を感じた。
ライブに来ているお客さんは沖縄、奄美の人も多く、方言が飛び交いよく理解できない。客席で”やまとんちゅう”かどうかの確認も行われていて、40年近く前に船で沖縄へ行った頃へタイムスリップした気がした。まだまだ本土か島かとの意識はある。でもそれが沖縄固有の文化を残しているのだからいいのだ。
最後は参加者、観客全員でピアノとバイオリンとの伴奏で南洋航路(ラバウル小唄)を”さーらばラバウルよ、またくるまーでは”と大合唱した。ラバウル小唄は「南洋航路」という歌謡曲が原曲であり、沖縄の方の話によると、軍歌ではなく、昔は島に船が着いたときや、出航するときに歌ったそうである。
バイオリン演歌伴奏:美しき天然、カチューシャの歌、籠の鳥、船頭小唄、ラバウル小唄(南洋航路)
<島唄、大和唄 ライブコンサート>
日時:2005年11月28日(月)19:00から(18:30開場)
場所:吉祥寺「MANDA-LA2」(曼荼羅2) http://www.mandala.gr.jp/man2.html
木戸銭:前売り2,500円、当日3,000円(全席自由・飲食別)
坪山 豊: http://www.simauta.net/index/utasya/TsuboyamaYutaka.htm
伊良皆高吉:http://www.nema-net.com/new-cd/cd-artist/iramina-k.htm
バイオリンは歌と伴奏がユニゾンの幼稚ないわゆるバイオリン演歌である。でも終了後、バイオリンの伴奏は雰囲気が出ていいねといろいろな方からおほめいただいた。ピアニストはライブハウスらしくラフなシャツとパンツ姿であったが、当方は絣の着物に袴、帝大帽、高下駄の書生の正装であったのがよかったらしい。
失敗もあった。リハーサルをやり、マイクの位置、ライトも確認したのに、いざ本番でバイオリンを弾こうとすると、低い天井の突き出た梁に弓が当たってしまうしマイクの高さも違う。なぜだと思ったら、本番では高下駄を履き、10センチ以上高くなっていた。あわてて演奏場所を変えて無事スタートした。ライトのために本番の衣装でリハーサルを行ったが、肝心の高下駄を履くのを忘れていたのであった。
奄美と沖縄の三線と歌はすべて着物姿であった。奄美の三線のメロディは日本のお座敷で弾く三味線のメロディーに似ているところがあり、日本人”やまとんちゅう”として親近感を感じた。
ライブに来ているお客さんは沖縄、奄美の人も多く、方言が飛び交いよく理解できない。客席で”やまとんちゅう”かどうかの確認も行われていて、40年近く前に船で沖縄へ行った頃へタイムスリップした気がした。まだまだ本土か島かとの意識はある。でもそれが沖縄固有の文化を残しているのだからいいのだ。
最後は参加者、観客全員でピアノとバイオリンとの伴奏で南洋航路(ラバウル小唄)を”さーらばラバウルよ、またくるまーでは”と大合唱した。ラバウル小唄は「南洋航路」という歌謡曲が原曲であり、沖縄の方の話によると、軍歌ではなく、昔は島に船が着いたときや、出航するときに歌ったそうである。
バイオリン演歌伴奏:美しき天然、カチューシャの歌、籠の鳥、船頭小唄、ラバウル小唄(南洋航路)
<島唄、大和唄 ライブコンサート>
日時:2005年11月28日(月)19:00から(18:30開場)
場所:吉祥寺「MANDA-LA2」(曼荼羅2) http://www.mandala.gr.jp/man2.html
木戸銭:前売り2,500円、当日3,000円(全席自由・飲食別)
坪山 豊: http://www.simauta.net/index/utasya/TsuboyamaYutaka.htm
伊良皆高吉:http://www.nema-net.com/new-cd/cd-artist/iramina-k.htm
バイオリン演歌 書生節 大正演歌 昭和演歌師 平成演歌師 帝大生ゆめじ
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