2013年8月13日火曜日

新春奥沢地区まつりで バイオリン演歌 2007


2007年1月21日(日)に世田谷区で第25回新春奥沢地区まつりが奥沢中学で開かれた。すぐ隣は、昭和4年に東京高等工業学校から大学に昇格した東京工業大学大岡山キャンパスである。

帝大生はあやつり人形の仲間とミニステージでの大道芸に参加した。パトカー、白バイ、消防車、地震体験車なども来ているし、沢山模擬店があり、かなりの人でにぎわっていた。帝大生は会場に着くとすぐにすいとん(水団)を100円で食べる。書生姿になった後、卵入りのお好み焼き(150円)も食べるがおいしい。まだホットドッグ、甘酒もおいしそうであるが出演までは我慢する。

去年は、運動場の真ん中に低いステージを作ってあったそうだが、今年はステージといってもただ地面に青シートを敷いているだけであった。でも昔の大道芸は地べたに線を引いてステージにしていたのだから文句は言えない。責任者から模擬店で使える食券を昼食としてもらう。

大道芸の前は、田園調布学園音楽部管弦楽研究会というすごい名前のグループだ。実際は中学生、高校生の無垢な女学生の演奏である。バイオリン、チェロ、コントラバスにフルート等が加わって親しみやすい曲を演奏していく。制服の女学生が並んでバイオリンを丁寧に一生懸命演奏していて、ボーイングも全員が揃っていて書生としてはつい応援したくなるような光景であった。

電車の中では化粧して女を売りにした自信過剰の女生徒しか目に付かないが、こんな自然体のいやらしさのない生徒もいるんだと感心してしまった。大正、昭和初期はこのような女学生が多かったのであろうか。

帝大生は、いつものように明治、大正、昭和の歌を、短めに演奏した(持ち時間15分だったが時間が押しているので10分程度でとの責任者からの指示)。
金色夜叉や七里ヶ浜哀歌では一緒に歌ってくれた年配のおばさんもいて心強かった。でも、広い校庭でさえぎるものも何もなく、自分の声の大きさも分からなくなりついどんどん叫んでしまった。あれは歌というよりがなり立てたと後で反省している。

最後に、つきたてのもちをお土産にもらい無事終了。

演奏した曲:美しき天然、金色夜叉の唄、東京節(パイノパイノパイ)、七里ヶ浜哀歌、柳節、酋長の娘、まっくろけ節

第25回新春奥沢地区まつり:http://www.city.setagaya.tokyo.jp/040/d00010597.html
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