2007年11月吉日、演芸ボランティアとして都内の特老、デイケア施設の「紅葉まつり演芸大会」に参加した。演目は、日舞、歌、民謡、大道芸、マジックとバラエティに富んだ内容となった。
大道芸部門は、南京玉すだれ、糸あやつり人形、バイオリン演歌・書生節である。
観客のおじさんから「子供の頃、縁日でその絣の着物で(書生節)やっていたよ。服装がいいね」と演奏よりも書生姿をほめられた。また、おばあさんが私が娘の頃の歌ばっかりでなつかしかったと喜んでもらえた。
二条白線の学帽をかぶっていると、おばあさんが介護士の若者に「一高は東京、二高は仙台、三高は京都、---」と高等学校の場所を教え始めた。学帽をかぶっているのを見るだけで過去の記憶を思い出しているようで聞いていてうれしかった。
民謡は民謡の師匠の三味線に歌だけでなく、太鼓、鉦も参加してにぎやかに演奏した。。バイオリンも東京音頭と炭坑節には参加して合奏した。前にもあわせたことがあったが東京音頭はGm、炭坑節はGでちょうど三味線に合うみたいだ。
東京音頭(昭和8年)は西条八十作詞、中山晋平作曲でバイオリン演歌のレパートリーだが、炭坑節はちょっとバイオリンとは関係ないので似たようにしか演奏できない。
無法松の一生、乱れうちは太鼓を演奏してかっこよかった。生の和太鼓が入ると迫力がちがう。
民謡はいつも歌と三味線の音を2本のマイクで拾っているが、今日は駒を交換して駒から音を直接取ってコードでアンプに直接入力する方式のエレキ三味線に変えて演奏した。
やはり、広い場所ではこの方が三味線の音が良く聞こえていい。
帝大生も前から欲しかったワイヤレスマイクを買って、コードレスで動き回れるようにしたい。音質は良く分からないが、送信機と受信機セットでかなり安いものが出回っていいるようだ。
始まる前に、施設の林の中にいるような庭でバイオリンを練習したが気持ちが良かった。
バイオリン演歌 書生節 大正演歌 昭和演歌師 平成演歌師 帝大生ゆめじ 昭和歌謡
0 件のコメント:
コメントを投稿