2013年8月13日火曜日

<大正を唄う会第二回>に参加!

              セノオ楽譜「蘭燈」竹下夢二(写真)
大正を愛するバイオリン演歌師の楽四季一生さんが主催する大正を唄う会が武蔵小杉で開かれ参加した(10月23日)。明治の終わりから大正時代の歌を歌ったり、資料の公開、情報交換を行って楽しく過ごす会である。歌はヴァイオリン演歌、唱歌、童謡、寮歌、軍歌、民謡何でもよい。 

参加者は7名で、うち4名は若者であった。歌う前に軽くストレッチ体操を行い体をほぐしてからういろう売(外郎売)による発声練習、その後、東京節(パイノパイノパイ)を全員で歌った。

今回は<バイオリン演歌の夜明け、大正の始まり>というテーマだが全く堅苦しくはなかった。バイオリン演歌師として活躍した神長瞭月や桜井敏雄のテープを聴いたあと、楽四季氏の解説を聞きながらスカラーソング(学生節)、ハイカラ節等を歌っていった。

神長瞭月が明治42年に初めて演歌にバイオリンを導入した。浅草の電気館で楽士がバイオリンを弾いているのを聴いて、これは使える、歌に伴奏をつけようと思ったそうである(それまでの演歌は無伴奏)。

日露戦争における旅順港閉塞戦の概要と乃木大将とステッセル将軍との水師営での会見、乃木大将殉死などの解説を留吉さんが行う。文部省唱歌 広瀬中佐、水師営の会見、乃木将軍の歌、戦友を歌う。

その後、三大寮歌のひとつといわれる”都ぞ弥生”をバイオリン伴奏で歌う。この日のためにゆめじは特訓練習を行ったが、一高寮歌のああ玉杯に花受けてなどと違って、男子の寮歌ではなくて混声合唱の曲のようであまり個人的には気に入らない。あと、”妻をめとらば才たけてみめ美わしく情けある”と女性(2名)に遠慮がちに人を恋うる唄も歌った。

お茶とお菓子で休憩した後、参加者全員が個別に発表したり歌を歌ったりした。ゆめじは大正時代の童謡(しゃぼん玉、赤とんぼ、宵待草)をバイオリンを弾きながら歌った。なぜか、南京玉すだれの実演もあった。

今回バイオリンを持ってきた人が4名、全部で5丁のバイオリンが集合した。そこでバイオリン演歌教室のようになり、あちこちでバイオリンレッスンが始まり好評のようであった。
大いに盛り上がったが、あっという間に時間が過ぎて残念ながら終了時間となってしまった。
その他みんなで歌った曲:
ふじの山、虫のこえ、紅葉、汽車、ローレライ、奈良丸くずし、間がいいソング、軍歌多数
(大正を唄う会第二回:2005年10月23日 13:00 武蔵小杉 自治会館第4会議室)

次回 <大正を唄う会・第三回> 
日時:2005年11月13日(日) 9:00-11:40頃
場所:武蔵小杉・自治会館第4会議室 中原区小杉町3-1 電話(044)733-1232
参加費:500円(お茶代を含む)
http://homepage2.nifty.com/tanosiki/kai-taisyo-uta3.htm

バイオリン演歌 書生節 大正演歌 昭和演歌師 平成演歌師 帝大生ゆめじ

0 件のコメント:

コメントを投稿